森から生まれ、森を産み出す蜂蜜づくり

2022/04/23 10:13


「標高差700m」の地形が育む、様々な味の“森のはちみつ”


僕らが蜂蜜づくりをする西粟倉村(にしあわくらそん)は土地の93%が森林。車で移動すれば端から端まで30分ほどで移動できてしまう小さな村です。この村は場所によって標高差がとても大きいのが特徴。

僕らは村内の5箇所で蜂蜜を採っています。いちばん低い場所の「標高:約300m」から、いちばん高い場所の「標高:約1,000m」まで、その標高差は「700m」。標高によって気候が変わり、そこに息づく植物が大きく変わります。だから僕らの蜂蜜は、採れた場所・採れた季節によって味と香りが大きく異なるのです。




採蜜場所は、電波も届かない山奥


蜂蜜を採っている場所は、ほとんどが電波も届かない山奥の森。村に息づく多様な自然の力が蜂蜜に詰まっています。


森の香り、森の味


様々な花の蜜から採れた蜂蜜を、通常は「百花蜜(ひゃっかみつ)」と呼びますが、僕たちは「百森蜜(ひゃくもりみつ)」と呼びます。西粟倉村に息づく「百年の森林(もり)の自然」が生んだ蜂蜜だからです。


「搾ったまま」無添加の純粋蜂蜜


四季は刻々と移り変わっていきます。「いつ搾るのか」によって蜂蜜の味は大きく変わるもの。四季の移り変わりを見極め、適切なタイミングで蜂たちから分けてもらいます。取り出した蜜巣版は全て大切に持ち帰り、室内で1枚ずつ、丁寧に手搾り。濾過を二度かけることで、透明度の高い黄金色に仕上げる秘訣です。搾ったまま、何も手を加えていないからこそ、蜂蜜本来の味や香り、酵素などの栄養素がたっぷり。「自然の恵み」を、ぜひ楽しんでください。


じっくりと自然熟成させた「完熟蜂蜜」


花から持ち帰られたばかりの蜂蜜は、まだ水分が多くシャバシャバの状態です。蜂が巣の中で一生懸命に風を当てて水分を飛ばし、トロトロの蜂蜜ができあがります。僕たちは、蜂蜜が自然に完熟するまで、じっくりと待ち、タイミングを見計らって蜂蜜を分けてもらいます。完熟した蜂蜜は、何も手を加えなくても栄養たっぷりで、保存性も抜群。完熟ならではの、芳醇な香りと、花を感じる甘みをご堪能ください。


「瓶詰めしてすぐ」の、新鮮な蜂蜜


このオンラインショップでご注文いただいた商品は、瓶詰めして“すぐ”の、新鮮なものをお手元にお届けしています。きちんとした温度で管理された蜂蜜は、新鮮そのもの。「森の香り、森の味」を、しっかりと感じることができます。お客さまからは「花畑を詰め込んだみたい!」というお声をいただくこともあります。