リムル先生の森の授業
Reml Behn(リムルベーン)は「Rewrite the Missing Link Between Human and Nature(自然と人の、失われた関係を取り戻すために)」をミッションとして掲げています。人が自然に触れ、その不思議や面白さを知る機会を増やすことを目的として開催しているのが「リムル先生の森の授業」です。
「リムル先生の森の授業」は、Reml Behn(リムルベーン)の紡ぐ「物語」を入口として、誰でも楽しく「森の不思議」や「自然の面白さ」、「自然と人との関係性」について考えることができる機会です。学校や地域でのワークショップ、僕たちの活動する西粟倉村への視察などを通じて、授業を開催しています。
ご興味のある方は、下記フォームよりお問い合わせください。具体的な内容や費用感などについて、お伝えいたします。
これまでに開催した「リムル先生の森の授業」
2024.9
JICA主催「西粟倉村フィールドワーク合宿」
「国際協力」や「まちづくり」に興味がある大学生が西粟倉村を訪れ、10日間に渡って、様々なワークをこなしながら成長していくプログラム。リムルベーンでは、2名の参加者を受け入れ、お話をさせていただきました。
2人とも大学生とは思えないくらい、とてもしっかりしていました。「リムルベーンの活動」や、「なぜ西粟倉村に移住したのか」、「西粟倉村の魅力」って? などなど、たくさんお話させてもらいました。1時間なんて、あっという間!訪れてくれた2人に、将来につながる”何か”を届けられていることを、心から願っています。
2024.6
クラーク記念 国際 高等学校:アントレプレナーシップ研修[Day2]
講義「学校では教えてくれなかった、高校生の僕が知りたかった7つのこと」:高校2年生
クラーク記念 国際 高等学校[広島校]の「高校2年生たち」にむけて2日間の授業を担当しました。生徒たちは「アントレプレナーシップ」を学ぶため、5日間の日程で西粟倉村に来村。その中で生徒たちを導く「師匠」の1人として、2日間の授業を担当。僕が担当する授業には20名以上の生徒たちが参加してくれました。2日目の授業では「学校では教えてくれなかった、高校生の僕が知りたかった7つのこと」と題して、90分間の講義を実施しました。
この講義では、僕自身のこれまでの人生をたどりながら「5つのターニングポイント」と「7つのメッセージ」を伝えました。
1. なぜ勉強するのか?
2. “ 何 ”が世界をつくるのか?
3. 人は “ いつ ” 変わるのか?
4. 圧倒的な逆境を乗り越えるには?
5. これからの時代を生き抜くためには?
6. 思い通りにならないことを楽しむには?
7. これまでの日々、これからの日々とは?
という質問への答えとなる「7つのメッセージ」は、どれも僕自身が人生の中で影響を受け続けている言葉や考え方です。
90分間という長丁場にも関わらず、最初から最後まで生徒たちは集中して話に耳を傾けてくれました。講義の後には、生徒たちからたくさんの質問が!生徒たちの心に何かを届けられたようで、とても嬉しかったです。「異能を磨く」「経験と経験値は違う」などの概念は、生徒たちにも響いたようで、その後の「最終発表会」でも、「黄塚さんの講義内容を取り入れている生徒が多くいた」、と先生方から嬉しいメッセージをいただきました。この日の講義が、生徒たちの人生の中で道しるべとなっていくことを心から願っています。
2024.6
クラーク記念 国際 高等学校:アントレプレナーシップ研修[Day1]
養蜂場の見学 & 講義「ミツバチの不思議な世界」:高校2年生
クラーク記念 国際 高等学校[広島校]の「高校2年生たち」にむけて2日間の授業を担当しました。生徒たちは「アントレプレナーシップ」を学ぶため、5日間の日程で西粟倉村に来村。その中で生徒たちを導く「師匠」の1人として、2日間の授業を担当。僕が担当する授業には20名以上の生徒たちが参加してくれました。1日目の授業では「養蜂場の見学」と「ミツバチの不思議」に関する講義を実施しました。
養蜂場の見学では、梅雨のど真ん中にも関わらず雲ひとつない快晴に!蜂さんたちが元気に飛び回る、最高の天候での見学となりました。
最初は、想像以上の蜂の数に怖がっていた生徒たち。でも、実際に蜂を見せながら説明を続けるうちに、だんだんと蜂に慣れていきました。最後には、自ら蜂を触ってみたり、手の上に蜂をのせる生徒も!
「蜂がかわいく見えてきた」というコメントが、とっても嬉しかったです。
蜂さんや、蜂蜜に関する講義も実施。
◯ 蜂蜜って、なんだ?
◯ 蜂蜜は、どうやってつくられる?
◯ 女王蜂って、どんな生き物?
◯ 働き蜂の役割とは?
◯ オス蜂の仕事とは?
◯ 蜂がいなくなったら、世界はどうなる?
などなど、蜂や蜂蜜の不思議で面白い世界を紹介しました。
講義の中では、「蜂蜜の食べ比べ」も実施。すべて村の中で採れた蜂蜜なのに、味も香りも全然ちがう。その違いは「そのとき、その場所に息づいていた自然の姿をあらわしている」ということを、五感を通じて知ってもらえたのが、とても嬉しかったです。
2024.2
オリジナル絵本の寄贈:小学6年生
昨年度に「リムル先生の森の授業」を開催した小学6年生(授業の開催当時は5年生)の全生徒に、オリジナル絵本を寄贈しました。
みんな熱心に絵本を読んでくれて、とても嬉しかったです。
「黄塚(こうづか)先生」として、みんなが顔と名前を覚えてくれていたことにも感動。僕たちの絵本が、自然や生きもののことを想うきっかけとなることを、心から願っています。
2022.9
蜜絞り体験&森の授業:小学2年生
【1】ぐるぐる!蜜絞り体験
蜜巣板を遠心分離機にセットして蜜絞りへ。最初はこわごわと慎重だった子どもたちも、最後は大胆に!力の限り、グルグルとハンドルを回します。そしてお待ちかね。遠心分離機の口を開けると、黄金色の蜂蜜が溢れます!思わず「うわ〜!」と感嘆の声が。搾りたての蜂蜜を、みんなでパクリ。笑顔が広がります。蜂蜜を瓶に詰めて、大満足です。
【2】オリジナル蜂蜜ラベルをつくろう!
みんなで蜂蜜のオリジナルラベルづくり。それぞれ自分の好きな絵を描き、自分だけの蜂蜜瓶をつくります。蜂さんやクマさん、自分の好きなキャラクターなど、みんな思い思い、色とりどりの絵を描いてくれました。どのラベルも、とっても素敵です!
【3】「蜂蜜って、何だ?」を学ぶ、リムル先生の森の授業
次は場所を移して蜂蜜の授業。今回は①蜂蜜って、なんだ?②蜂さんって、どんな生き物?③ミツバチが居なくなると、世界はどうなるの?という3本立て。1時間ほどでお伝えました。内容は、大人でも満足できるような本格的なもの。子どもたちの集中力が続くかな、と心配しましたが、みんな最後まで集中して、楽しみながら聞いてくれました。今回の経験が、蜂や自然界に興味を持つきっかけになっていることを心から願っています。
2022.6
リムル先生の森の授業:小学5年生
「小学5年生」で「蜂蜜についての授業」と「養蜂体験」を開催しました。「90分・スライド140枚」という、たっぷりの情報量。「飽きられちゃうかな?」と心配しましたが、みんな最後まで集中して聞いてくれました。今回の授業は三部構成。①自己紹介・養蜂のお仕事って?②蜂蜜って、なんだ?③蜂さんって、どんな生き物?
授業では「蜂蜜はどうやって作られる?」「なんで花は蜜を出すの?」「蜂が居なくなると、世界はどうなる?」などなど、知られざるハチと蜂蜜の面白さを、たっぷりと伝えてきました!
子どもたちは紙にびっしりとメモをとり、たくさんの質問をしてくれました。これを機に、蜂さんと蜂蜜、そして森林や自然に興味を持ってくれることを願っています。
2022.6
養蜂場の見学:小学5年生
授業から一週間後。小学5年生の子どもたちが、こんどは養蜂場に来てくれました。最初は「え、めっちゃ飛んでる・・・!」「うわ!こわ!」「うっわ!めっちゃいる!!」と、こわごわしていたみんな。それが、蜂さんたちを実際に見せながら説明を進めるうちに「ちょっと触ってみていい?」「かわいい!」「巣、ちょうだい!」と、グイグイ蜂たちに近づいてきてくれました。「知る」ということは、とても大事なこと。人でも、他の生き物でも、きちんと知るだけで、グッと距離が近づきます。誰ひとり刺されることなく見学は無事に終了。蜂さんと仲良くなれたかな?